ボランティア活動

中越地震で十日町へ、現地協力で鍋の炊き出し

新潟県の十日町へ、鍋の炊き出しボランティアへ行きました。同県を中心に発生した中越地震を受けて、その支援のためでした。ボランティアに行くことになったのは、私の縁ある方の十日町とのつながりからです。ボランティアに参加したのは、私を含めて8人。行き帰りの車中泊を含めて、4日間の活動でした。

 

現地への往復手段は、人が車、物資が大型トラックでした。大変だったのは、大型トラックの手配でした。炊き出し用の鍋と食材一式の輸送について、地元のトラック協会を通じて、無償協力をお願いしました。幸い広域展開するトラック会社が10トン車と運転手の提供と協力について快諾してくれました。それから、地元自治体を通じて、救援車両の手続きを行い、輸送使用する高速道路の利用料についても、無償の許可手続きをいただきました。10トン車とは現地、十日町で合流する運びでボランティアへ向かいました。

 

現地到着は、地震発生から10日ほどが過ぎていた頃でした。現地のつながりのある方が、町へ向かう峠から道案内をしてくれました。現地到着後、早速行ったのは、炊き出し用の燃料プロパンガスの手配と炊き出し場所・日時の設定と確認です。
当時、阪神淡路大震災の後でしたので、こうしたボランティア活動に対し、現地の方々も受け入れ体制を整えていましたが、やはり細かいところは現場調整、現地要望に沿うことが大切です。ボランティア側の一方的な善意は、場合によっては無用な行為になりかねない、ということです。
炊き出し活動そのものは、とてもスムースに行うことができました。私たちメンバーは2チームに分かれ、滞在中、計4ヶ所でボランティアを行わせていただき、現地の方の協力もあったおかげで、大変喜んでいただいたと感じながら、帰路につくことができました。

 

その後、2011年にあの東日本大震災が発生し、現地へボランティアに向かうことを検討しましたが、被害規模があまりに巨大かつ広域で、見送った経緯がありました。食事の炊き出しはもちろん必要であったと考えますが、発生後の時点ではボランティア行為が逆に現地では混乱を招くとの指摘や判断があったためです。中越と東日本を通じて、ボランティア活動について、功罪両面を考える機会になったと思っています。"


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